2018/10/02
空間にダイナミックな風景を生み出す、高低差のある住まい。異なるレベルの床を階段でつないだ空間は、一層ごとにフロアを重ねる平面的なプランに比べて、視界が広がり、思いがけない風景が現れます。さらに、垂直方向へと空間を開放することで、より家族の気配が感じられる住まいになるでしょう。空間に流動性をもたらす立体的な住まいの魅力を、実例と共に紹介します。 1. ABOUT PLANNING高低差のある住まいとは 段差を重視してきた日本人 / 高低差のある住まいの魅力
2. CASE STUDIES 高低差を取り入れる 敷地条件を逆手にとる/階段をまとめるか、まとめないか/計画時のポイント
01. 互いの気配を伝える“エントランスリビング” W Residence(no.48に掲載) Meguro-ku, Tokyo Architecture : FEDL
02. 7つのフロアをつなぐ階段 S Residence(no.49に掲載) Meguro-ku, Tokyo Architecture : 竹内 巌/ハル・アーキテクツ
03. 南北の居室をつなぐ約5mの吹き抜けをもつダイニングキッチン O Residence(no.52に掲載) Meguro-ku, Tokyo Architecture : 彦根建築設計事務所 彦根アンドレア
04. 細長いワンルームの空間を緩やかに分ける4つのフロア Kumpula Residence(no.63に掲載) Inkoo, Finland Architecture : Jussi Kalliopuska
05. 異なる天井高が生み出す、おおらかなリビング&ダイニングキッチン A Residence(no.68に掲載) Meguro-ku, Tokyo Architecture : MDS一級建築士事務所
06. ボックスを囲む7つの異なるレベルの床 T Residence(no.44に掲載) Toyota-shi, Aichi Architecture : 服部信康建築設計事務所
07. 住まいに奥行きをもたらすエントランスホールの吹き抜け Hirayama Residence(no.67に掲載) Setagaya-ku, Tokyo Architecture : 平山 学/TYPESEVEN, 竹内 巌/ハル・アーキテクツ