
時間の流れにより、ライフスタイルや家族のかたちは変わります。加えて今、働き方の多様化や物価・地価の上昇など、暮らしを取り巻く状況も大きく変化しています。こうした時代において、安心して長く暮らせる住まいとはどのようなものでしょうか。今回は“敷地”と“時間”をキーワードに、住宅という場の活用法を考えます。
二世帯・賃貸併用住宅は、一つの敷地を複数の人と共有する合理的な選択です。それぞれの住戸はもちろん、デザインやプランにこだわった共用部は住み手の日常を豊かにします。ここでは、プライバシーを守りつつ互いの生活の気配が感じられる、4軒の二世帯・賃貸併用住宅を紹介します。
長期的な視点をもって敷地やそこに立つ建物の使い方を考えた住まいは、暮らし方と建築デザインの可能性を広げます。ここでは、多世帯住宅のほか店舗・賃貸併用住宅、民泊など複数の用途をもち、“住む”以上の価値を備えた住まいを実例で紹介します。
建築家として独立後、1971年に初めて手掛けた自邸「北嶺町の家」に、55年近く暮らす室伏次郎さん。四層のコンクリートの箱を、家族の成長や生活の変化に合わせて少しずつつくり替えながら、都市における住まいの在り方を探り続けてきました。住まい手として、建築家として、時間が育てた住宅について語っていただきました。

今ある資源を上手く生かし、住み手のライフスタイルに合ったデザインを実現するリノベーション。そこには、ゼロからつくり上げる新築とは異なる面白さがあります。今回は実例のほか、比較的手軽にインテリアをアップデートできる家具や小物を紹介。リノベーションという手法が、空間と暮らしをワンランク上のものにしてくれます。
同じ空間でも、家具を変えると印象が変わります。今回は、ソファやテーブル、ラグといった同じ要素で構成する五つのコーディネートを提案。理想のテーストをかなえるために、家具や照明が空間に与える力を感じながら、気に入りの家具や照明を見つけましょう。

築15年の住宅がプライベートギャラリーとして新たな時間を歩み出しました。展示されるのは、日本在住の書画家、婁 正綱さんの作品たち。住宅という歴史をもった建物だからこそ育まれる、アートと新しい距離感を実感しました。

織物産地として長い歴史がある山梨・富士吉田。渡邊竜康さんは、建築の仕事を経てテキスタイルブランド、Watanabe Textileを立ち上げました。家業の織物工場で使ってきた再生繊維のキュプラにウールやコットンを組み合わせて生み出すテキスタイルは柔らかに肌を包みます。

いつものコーディネートに色や質感に富むインテリアアイテムを足すと、住まいは彩りを増し暮らしや気持ちまで豊かになります。ここではカーテンやクッション、花器、オブジェなど、手軽に空間の雰囲気を変えられるアイテムを紹介します。
