草花が茂る庭や室内の延長として過ごせるアウトドアリビング、住まいと街の境界線を描く外構など。美しい街、そして心地良い住まいはこうした屋外との“良質”なつながりによってできています。今回は庭から建物の外観までのデザインを通してアウトドア空間と暮らしの上手な付き合い方を考えます。
敷地条件や家族構成など、住まいのかたちはさまざまで、そこに寄り添う庭も多種多様。庭は建築にはない曖昧さをもち合わせ、それが暮らしのなかに、余白や楽しみを生んでいます。建築と庭。異なる二つの要素が重なり合うことで実現した美しく心地良い住まい6軒を紹介します。
風を感じて音楽や映画を楽しむ、家族や友人と料理をする。家具はもちろんAV機器や調理器具にもアウトドア対応製品が増え、屋外での過ごし方はますます多様になりました。たとえ軒先でもイスとスピーカーを持ち出すだけで、そこは心地良い居場所になる。広い庭からコンパクトなベランダまで、面積別に厳選したアイテムを紹介します。
葉色の変化や枝先になる実を見つけ、季節を感じるなど、庭には眺める楽しみがあります。今回は、そんな庭をもつ住まいでガーデンランチを計画。眺めるだけでなくより能動的に、庭を満喫する方法を提案します。
竣工から10年の住まい。隣地を得たことをきっかけに、「庭を眺める住まい」というオーナーからの要望に応え、建築家の井上洋介さんが離れを設計。“雑木の庭”の名匠として知られる石正園の平井孝幸さんは、既存の庭の木々を生かした庭に仕上げました。都心にありながら自然に囲まれた暮らしが、これからの人生を一層豊かに彩ります。
住まいの「顔」ともいえる外観と庭。住み手の個性を表現することはもちろん、街並みを形成する要素の一つでもあります。ここではそんな住まいの“佇まい”を決定づけるデザインに着目。風景の一部として住まいがどうあると良いか、その在り方について実例と共に考えます。
四季を感じさせる植栽と草屋根でヤギが草を食む姿。地域住民とのつながりを大切にするオーナーが実現した、社屋とセカンドハウス、交流の場が一体となった建物は、人々の日常の風景に。竣工から2年が経ち、今では地域のアイコン的存在となっています。
門扉やポストなどのアイテムを選ぶときは、耐候性や設備としての機能性、ゲストを迎えるにふさわしいデザインなどを併せて考えることが大切です。ここではそんなエクステリア製品を始め、美しいエントランスを演出する照明、家具まで幅広く紹介します。
スウェーデンの老舗ラグメーカー、Kasthallがデンマークのデザイナー、Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)と共に発表したラグコレクション「LANDSKAB」。ものづくりに真摯に向き合う両者の思いが共鳴し、唯一無二のラグジュアリーなラグが誕生しました。