日常と切り離された“非日常”を過ごす場所だったセカンドハウスは今、多様なかたちを見せています。そして過ごし方や所有の方法もさまざま。特集「セカンドハウス。心地良い二つ目の居場所」では、理想をかなえたセカンドハウスを始め、ホテルのような特別感を与える照明計画やホームサウナについて紹介。セカンドハウスの在り方について考えます。
夕暮れを眺めたり、食卓で歓談するひととき。照明は、そんな住まいの夜を演出する大切なエレメント。昼と異なる雰囲気や非日常感を演出できれば、気分が切り替わりリフレッシュできるはず。ここではホテルやセカンドハウスの照明計画を例に挙げながら、明かりによって住まいに特別感をもたらす方法を探ります。
経験を積んだ大人が行き着くのは、簡素で小さく、そして上質なもの……。それはセカンドハウスにおいても同様。豊かな自然と、シンプルかつ洗練された空間のもと、自身と向き合うことができる静謐な時間は、心身共にリフレッシュさせてくれます。セカンドハウスの醍醐味を熟知したオーナーが提案する、人生を豊かにしてくれるリトリートを訪ねました。
ブームとはいえプライベートなサウナ文化が根付いていない日本では、まだまだサウナに対する知識は限定的です。理想のサウナをつくりたい、そう思ったときにまず知っておくべきことは何でしょうか。オーナーのための基礎知識のほか、メーカーや実例を紹介します。
寒さが厳しくなる季節。温かな素材に包まれながら柔らかな光や気に入りの香りと共に快適に過ごしたいものです。ここでは、ラグやブランケット、キャンドル、ライト、電化製品など冬の住まいを彩るインテリアアイテムを紹介します。
寶田 陵(the range design)×三浦 誠(TRISHNA JIVANA)
多くのホテルを手掛ける建築家、寶田 陵さんと、家具製作やアートなどのコーディネートを行う三浦 誠さん。ここでは、デザイン体験を目的に各国を訪れる二人の対談を紹介。ホテルとセカンドハウスの境界が曖昧になっている今、世界のデザインを見てきた彼らが提案するのは、非日常ではなく日常の延長にある“超日常”なデザインでした。
旅先のホテルで出合う、斬新なインテリアや心が和む居心地の良い空間。そこには手掛けたデザイナーたちの、土地への深い敬意や歴史をつなぐことへの熱い思いが隠されています。さらに訪れる人に夢を見させてくれるホテルという空間は、デザイナーたちの挑戦の場所でもあります。旅する高揚感を盛り上げる最新のデザインホテルを、本誌のために寄せられたデザイナーのメッセージと共に紹介します。
イタリア・ミラノで二年に一度、ミラノサローネ(国際家具見本市)と併せて開催される「EuroCucina(キッチン家具専門見本市)」。2024年は、約24,000㎡のフィエラミラノ会場に105社が出展。同時に、市内のショールームでも多くのキッチンブランドが新作を発表しました。ここではカウンターのデザインから機器まで、キッチンのトレンドを紹介します。
長年、住宅設計を中心に活動を続ける建築家の手嶋 保さん。今から13年ほど前に、家具工房との協働によるイスづくりをスタートさせました。空間の一部としてデザインされる多様なイスは、どれも無駄な要素がなく、控えめで美しい佇まいが印象的。手嶋さんにとっての家具づくり、イスづくりとは何かを聞きました。
ガレージは車を収めるだけでなく、愛車を眺めたりメンテナンスしたりと、趣味の時間を楽しむ場といえます。どの車をどう置きたいか、そこで誰とどのように過ごしたいか。ガレージに求める要素は、住まいのオリジナリティーとなって表れます。ここでは日常に特別な時間を与えるガレージハウスを紹介します。