通りに面して美しいアパートメントが続く、フランス・パリの街並み。パリの住宅はほとんどがアパートメントで、年月を重ねた重厚な石造りの建物が多く、住み手は古い空間を引き継ぎながら、室内をモダンにリノベーションして暮らしています。ここでは、住み手が心地良く暮らす2軒の住まいを紹介。
イタリア・FLOSや同国・Cassina、B&B Italiaなど、名だたるインテリアブランドが今、コラボレーションを熱望するプロダクトデザイナー、Michael Anastassiades(マイケル・アナスタシアデス)。ミニマルでありながらアーティスティックで、多くの人の感性に訴えかける彼のデザインが世界を席巻しています。
豊かな緑や澄みきった空気のなかで過ごす時間……。都会の喧騒から離れ、心安らぐ住まいがあれば、日々の生活に潤いが生まれます。今回訪れたのは、長野にある3軒のセカンドハウス。扉の先には、周囲の自然を享受しながら、住み手の個性を生かした空間が広がっていました。
風が冷たいこの季節は、暖かな部屋でのんびりと過ごしたいもの。質感やデザインにこだわったアイテムを取り入れれば、より特別で豊かなひとときとなる。今回は、ふわりとして心地良い肌触りのブランケットやクッション、見た目にも楽しいカードゲームやボードゲーム、空間も気持ちも和やかになる暖炉やキャンドルなどを紹介します。
1960年に創業し、現在は60を超える国に260店舗を構えるフランスのインテリアブランド、Roche Bobois(ロッシュ ボボア)。スタイルのある暮らしや生き方を表すフランスのライフスタイル、「Art de Vivre(アール ド ヴィーヴル)」をブランドコンセプトに掲げ、建築家やインテリアデザイナーのほか、ファッションデザイナーとも協働し、多彩なプロダクトを創出しています。そのどれもがエスプリに富み、美しさや喜びに満ちた暮らしを演出くれるアイテムです。
室内に光や風を呼び込み、景色を取り込む窓。また、建物の表情をつくり住まいと街をつなぐなど、窓の役割は多岐にわたるため、そのデザインによって住まいの美しさや快適性が大きく左右されます。ここでは、住まいの顔となる大開口や印象的な光を演出するトップライトといった、美しい窓をもつ3軒の住宅を紹介。住まいにおける窓の在り方を、改めて考えます。
住まいに欠かせない窓。光を取り入れ、風を呼び込む窓のデザインは、室内での快適性だけでなく視覚的な美しさを大きく左右するため、内装仕上げや家具を選ぶようにインテリアの一つとして考えることが大切です。ここでは、建築計画と共に、住まいの質を決める窓のデザインについて改めて考えてみます。
1. Purpose 住まいにとっての窓
2. Basics 窓の基本を知る
3. Design 窓をデザインする
窓のなかでも、大開口は外の景色をダイナミックに切り取ったり、開け放って室内外に一体感を与えたりと、住まいをドラマチックに演出する要素の一つとなります。ここでは3軒の実例を挙げて、美しい大開口を紹介。そこには、美しさと使い勝手を追求した緻密なデザインが集積されています。
Think of Treatment インテリアから考えるウインドートリートメント
カーテンは空間の印象を左右する存在。日本は大きな開口部をもつ住まいが多く、空間やインテリアとカーテンをバランス良く調和させるのは思いのほか難しいもの。そこで本誌は、上質でラグジュアリーなテキスタイルを展開するスイスのブランド、Christian Fischbacher(FISBA)と協働し、読者の住まいのカーテンをコーディネート。窓まわりのデザインを変える楽しみを提案します。