【新作】Exceptional Brand Presentations 空間展示でブランドの世界観を体現する
2026/08/17
ミラノデザインウィークでは会場全体を使い、ブランドの価値観やストーリーを“体験”として立体的に伝えるプレゼンテーション方法に注目が集まります。特に歴史的建造物を始めとするミラノならではの場を舞台にした没入型のインスタレーションは、ここでしか味わえない唯一無二のデザインを見せてくれました。
写真上/
Viabizzuno
ミラノの夜に浮かぶ建築と光の幻想的なパビリオン
屋外にパビリオンを設置。特筆すべきは、トラックレールを内蔵した四角いフレームの構造体を積層させ、街路のような空間を構成した点だ。フレーム上のいずれの場所にも、ペンダントライトやスポットライトを設置可能。内部にはプロダクトを点在させ、来場者が街を散策するように展示を体験できる仕掛けとした。壁面はファブリック張りで、日が暮れるとパビリオン全体が柔らかな光を放ち、光そのものが建築をかたちづくることを示していた。*
Poliform
宮殿と響き合うモダンデザインの品格
18世紀にバロック建築へと改修された、パラッツォ・クレリチ。壮麗なフレスコ画や金箔を施した装飾が残る歴史的な空間を背景に、現代的な住まいのコーディネートを提案した。デコラティブな室内と洗練されたシンプルなシルエットのプロダクトが、互いの魅力を引き立てると共に、宮殿のスケールに呼応したモジュールソファやコーヒーテーブルは、イタリア家具ならではのダイナミックさと気品を放っていた。中庭のアウトドア家具も、優雅な時間を演出。
©️Louis Vuitton
LOUIS VUITTON
宮殿に現れたグラフィカルで巨大なラグ
18世紀建造の宮殿、パラッツォ・セルベローニの中庭に出現した巨大なインスタレーションは、アール・デコの巨匠、Pierre Legrainのデザインから着想を得たもの。赤・黄・黒で描いた幾何学模様のラグが床から壁へと連続し、ラグそのものが建築へと拡張したかのよう。ベンチにもなるブロックを配し、立体感と没入感のある空間をつくり出していた。
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