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【新刊】Decoding Trends Through Spatial Design 再編集で魅せる最新のコーディネート

2026/08/13

ブランドらしさが現れるコーディネート。今年のミラノデザインウィークでは新作だけでなく、既存のプロダクトを含め色や素材、家具のレイアウトを再編集したコーディネートで、新鮮さを与える提案が目立ちました。ブランドが描くコーディネートから、暮らしをアップデートするヒントを探ります。

 

写真上/

MERIDIANI

 

ブランドディレクターのAndrea Parisioを始め、四人のデザイナーが、それぞれ異なる暮らしをフィエラ会場で提案。写真はGreta Ceveniniによる「Space Beyond Time」をテーマにした展示だ。これまでのMERIDIANIは色のトーンをそろえたなかで、“クワイエットラグジュアリー”をつくり上げてきた。ここではL字型のソファに、ラウンジチェアを組み合わせたクラシックなサロンスタイルのレイアウトを展開。そこに黒のケーシングやプロダクトを加えて空間全体を引き締め、プリミティブなオブジェを取り入れて、端正な世界観に親しみやすさと温もりを添えていた。

 

 

 

 

RALPH LAUREN HOME

 

中庭や大階段を備えた市内の邸宅を会場とし、1棟を通してブランドの世界観を提示。写真はクラシカルなカントリーハウスをイメージしたもの。壁面のパネルをオーク材とする一方、ドレープを効かせた優美な黒のカーテンを組み合わせるなど、素朴な温かみとラグジュアリーな雰囲気の共存が特徴的だった。ブランドの代名詞ともいえるチェック柄のクッションからも親しみやすさがうかがえた。

 

 

 

 

Karimoku Case

 

フィエラ会場ではホテルを想定し、レセプション、ラウンジ、スイートルームといった三つのシーンを打ち出したKarimoku Case。天井高約4mのスケールが伸びやかさを演出し、ホテルとしての没入感を高めていた。障子や木製フレームのパネルを随所に取り入れ、光を柔らかく透過させながら緩やかに空間を仕切ることで、日本建築に通じる静けさや余白の美を現代的に表現。そこに木とファブリックを基調とした家具が溶け込んでいた。