【新刊】Refined Retreats for Creative Minds クリエイターの心に残った世界のホテル13選
2026/07/23
ホテルは旅の目的地になるほど、旅そのものに彩りを添える存在。建築の美しさや絶景との出合いなど魅力的な要素にあふれ、その選び方や過ごし方は多種多様です。ここではデザインに携わるクリエイター13人が、心に残ったホテルを滞在時のエピソードと共に紹介。彼らの視点から、ホテルでの体験をより豊かにするヒントを得ましょう。
写真上/ DUPARC
イタリア・トリノ
川と公園が近い、市街地の静かな環境に立つ全75室のホテル。「人と芸術作品が共存する空間」というコンセプトのもと、オーナー二人が現代アートを中心とした自身のコレクションを施設全体にコーディネートした。アートが映えるシンプルで硬質な空間は、1970年代建造のブルータリズム建築を2014年と'20年に改装したもの。ギャラリーに滞在するような体験を提供している。
NOSTALGIA
韓国・ソウル
歴史的な街並みの北村韓屋村に点在する、2022年オープンの一棟貸し宿。全7棟いずれも韓国の伝統的な家屋を改装した。飾り天井や柱はそのままに、キッチンや浴室を新設。伝統的な空間で快適な滞在がかなう。器やドアノブなどには作家の手仕事を取り入れているため、空間全体からこの地の空気感を味わえる。
Mandapa, a Ritz-Carlton Reserve
インドネシア・バリ島
渓谷と川に囲まれた地区、ウブドに立つ、2015年にオープンした全60室のホテル。この地ならではの手つかずの自然と伝統文化を享受できるつくりが特徴で、土地の起伏に沿って客室棟やレストラン棟といった建物が点在。昔ながらの集落を思わせる分棟式として周囲の景観と調和させた。客室であるヴィラでは軒下のテラスや大開口を介して内外がつながり、熱帯の緑を常に感じられる。
guntû
広島・尾道
「せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿」をコンセプトとした、2017年就航の全17室の客船。客室やダイニング、ラウンジ、浴場とどの空間からも大開口によって海を間近に眺められ、船ならではの旅を体験できる。航路は四季や地域のイベントに合わせて組まれるため、雄大な海の景色だけでなく花火やアートといった瀬戸内ならではの文化を堪能できる点も魅力。
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