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Craftsman's View & Living 職人の住まいで、素材の魅力に触れる

2021/10/04

一つひとつ異なる表情や温かさをもつ、手仕事でできた素材。原料の選定からデザインまでこだわり、つくり手の思いが詰まった素材は、日々に刺激を与え、豊かな暮らしに導いてくれます。ここでは、伝統的な製法を守りながら、独自のデザインで新たな表現を生み出す職人を紹介。素材に向き合う彼らの住まいから、素材がもつ真の魅力を引き出します。

 

1. Oyyo
旅先や暮らしで見つけた美しいものを、テキスタイルデザインに昇華する

Oyyo
Lina Zedig(リナ・ゼディグ、写真左)とMarcus Åhrén(マーカス・オーレン、写真右)による、2011年、スウェーデン・ストックホルムに設立したデザインユニット。Linaは1979年、同国・ラムスベルク生まれ。2003年・ウプサラ大学卒業。Marcusは1976年、ストックホルム生まれ。2007年・ストックホルム大学卒業。スウェーデンとインド、日本を拠点とし、ラグを中心にテキスタイルデザインを行う。近年はインテリアプロジェクトにも携わり、京都・中京にある、Nazuna 京都 御所を始め、ホテルや家具のショールーム、住まいのテキスタイルを含めたコーディネートを手掛ける。*
URL:https://oyyo.se
Instagram:@oyyodesignstudio, @marcusahren

 

 

 

 

 

2. Wataru Hatano
職人として、表現者として――暮らしから和紙の可能性を突き詰める

ハタノワタル
和紙職人、アーティスト。1971年・兵庫県淡路島生まれ。'95年・多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。'97年・黒谷和紙協同組合の研修生となり、'98年・ベトナムに紙漉き職人として派遣される。2000年・黒谷和紙漉き師として独立。和紙を用いたアートを制作し、国内外で個展や展覧会を開催。広島・尾道のホテル「LOG」の内装やアートディレクションを始め、建具や家具の製作など、商空間や住宅のインテリアデザインにも携わる。*
URL:https://www.hatanowataru.org
Instagram:@hatanowataru