枝葉を広げる大きな木々や刻々と表情を変える空など、時の移ろいを感じさせ何より癒やしを与えてくれる自然。今回訪れた、都心と郊外に立つ2軒の住まいは、周囲の豊かな環境を生かすことでくつろぎの空間をかなえ、心地良い時間を紡いでいました。
Homes with Colors & Materials
柔らかな印象を与えるニュアンスカラーや、落ち着いた雰囲気をもたらすダークカラー。色が人に与えるイメージは強く、インテリアに使うには慎重になることも多いですが、カラーコーディネートを行うデザイナーは、色をどのように捉え、家具や空間を演出するのでしょうか。自身が手掛けたプロジェクトを例に、美しい色使いに対する考えを語っていただきました。
Paola Navone / Nicola Gallizia / Carla Sozzani / Till Weber
空間の印象や質を左右するインテリアの素材。住まいではそのコーディネートによって、個性を表現し心地良い空間を実現しましょう。しかし、多くの素材から一つひとつを選び、理想に近づくよう組み合わせるのは至難の技。今回は住宅実例をもとに、素材の選び方やコーディネートのポイントを、建築家・デザイナーのコメントと共に紹介します。
一つひとつ異なる表情や温かさをもつ、手仕事でできた素材。原料の選定からデザインまでこだわり、つくり手の思いが詰まった素材は、日々に刺激を与え、豊かな暮らしに導いてくれます。ここでは、伝統的な製法を守りながら、独自のデザインで新たな表現を生み出す職人を紹介。素材に向き合う彼らの住まいから、素材がもつ真の魅力を引き出します。
Oyyo / Wataru Hatano
「ソファとラグ、本とランプがあれば人間、事足りる」。ベルギーの建築家、Vincent Van Duysenは本誌no.100のインタビューでこう語りました。彼の言葉は、心地良い暮らしにラグが不可欠であることを示しています。そんなラグの魅力は一体どのようなものでしょうか。本誌が注目する製品と共に紹介します。
ものを整理するだけでなく、インテリアのアクセントにもなるボックスやカゴなどの収納アイテム。個性的なデザインや豊かな質感のものを取り入れて、空間を彩りましょう。今回はさまざまな種類の収納アイテムを、三つのシーンに分けて紹介します。
見た目の美しさと使い勝手の両立は、住まいづくりにおいて、また日々の生活において課題の一つです。ウオークイン・クローゼットやパントリーといった収納スペースはもちろん、置き家具やシステム収納などさまざまな“収納”を場所や用途に合わせて取り入れ、自分らしい住まいを実現しましょう。
多様なデザインから、好みのものを選べるキャビネットやシェルフなどの収納家具と、空間や収納物に合わせてカスタムできるシステム収納。インテリアや使い勝手を考慮して自分らしい収納を選びましょう。今回は、美しく機能的な収納家具とシステム収納を取り扱うメーカーを紹介します。