【新刊】THAILAND, WHERE CRAFT TAKES FORM タイ・バンコク、文化と手仕事が結びつくインテリア
2026/06/08
長く王朝の歴史をもつタイ。東西交易の拠点として発展してきたこの国は、インドや中国からの影響を受け独自の文化を築き上げてきました。19世紀以降は西洋文化の流入により独自性をさらに高めることに。それはものづくりの場面でも見てとれます。同国・バンコクの取材を通して、歴史と文化が育んだインテリアデザインの今を紹介します。
写真上/タイ・バンコクのスカイラインを眺める同国発のホテル、Dusit Thani Bangkok。タイの伝統的なデザインをモダンに昇華したインテリアが印象的だ(146頁に掲載)*
1970年にタイで創業し、現在、世界各地で展開するラグジュアリーホテルブランド。2024年にリニューアルオープンしたDusit Thani Bangkok(デュシ タニ バンコク)は、ルンピニ公園の豊かな緑と都市のスカイラインの両方を眺められる立地が魅力だ。
写真は1階ラウンジ。柔らかなセラドングリーンとピンクでまとめたインテリアが、上品でリラックスした雰囲気を醸す。天井のデザインはオリジナルのホテルから踏襲したもの*
チャオプラヤー川上流のドゥシット地区に、2012年にオープンしたThe Siam Hotel Bangkok(ザ サイアム ホテル バンコク)。オーナーは、資産家、音楽家でありいくつものホテルを経営する一家、Sukosol(スコソル)。バンコクを拠点に活動するアメリカ出身の建築家、Bill Bensley(ビル・ベンスリー)と共に手掛け、建築やインテリアはアール・デコ期の雰囲気を大切につくられている。
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