HOME > バックナンバー > I'm home. no.117 2022 May

I'm home. no.117 2022 May

目次PDF  AD INDEX


[特集] 植物を愉しむ住まいのつくり方

庭で過ごす、庭を整えるガーデンアイテム50
フラワーアーティスト、Nicolai Bergmannのアトリエ
スタイルのあるボタニカルショップ
街と住まいをつなぐ、アプローチのデザイン

2022年03月16日発売

¥1,722

NEWS

  • デジタルマガジン
  • 商店建築 購入ページへ

Inspired by Nature 箱根の自然美が感性を刺激する住まい

神奈川・箱根の火山活動がつくり出した野趣あふれる風景の中に佇む、フラワーアーティスト、Nicolai Bergmann(ニコライ・バーグマン)のアトリエ兼セカンドハウス。広大な敷地を7年もの歳月をかけて開拓し、大自然と向き合うことで、自身の創造性を豊かにする、かけがえのない場所に。2022年春には隣接地を公園として公開することも計画されています。

Bergmann Residence Ashigarashimo-gun, Kanagawa

Architecture : Klein Dytham architecture+anyy

特集/Green Oasis at Home 植物を愉しむ住まいのつくり方

自然を取り入れた住まいは、暮らしに安らぎを与え、穏やかな時間をもたらしてくれるもの。ここでは、美しい眺めの庭や草木に包まれて過ごせるテラスなど、自然を身近に感じられる8軒の住まいをご紹介。住み手の個性やライフスタイルを反映した植栽と建物のデザインから、人と植物、互いに心地良い住まいの在り方を考えます。

雑木と山野草がつくり出す風景

Architecture : 八島建築設計事務所
Garden Design : 草花屋 苔丸

K Residence Kamakura-shi, Kanagawa

Architecture : 八島建築設計事務所
Garden Design : 草花屋 苔丸

緑あふれる借景と重なり合う“接庭”

Architecture : 小松隼人建築設計事務所
Garden Design : 小松隼人建築設計事務所+NeatGarden

中庭やテラスの緑に包まれるように暮らす

Architecture : 芦沢啓治建築設計事務所
Garden Design : 橋内庭園設計

家族と植物に寄り添うデッキテラス

Architecture : フリーダムアーキテクツデザイン
Garden Design : farver

ゲストを迎える“宙に浮かぶ庭園”

Architecture : Robecity
Garden Design : GREEN DESIGN EN'S

多肉植物と古道具が映える白い空間

Architecture : co-designstudio Garden Design : solxsol

二つのテーストを織り交ぜた“植栽のリノベーション”

Architecture : J.M.M.建築計画事務所 Garden Design : BROCANTE

インタビュー/建築家・手嶋 保。住まいと庭、街

数多くの住宅を設計してきた、建築家、手嶋 保さん。その住宅にはいつも「庭」が存在しています。手嶋さんの独自の自然観は、幼少期、地元・福岡での遊びを通して得たのだそう。長年にわたる設計活動のなか、庭の在り方や街並みに対する敬意……。改めて、建築家として「自然」「住まい」「庭」について語っていただきました。

Design Green Approach 街と住まいをつなぐ、アプローチのデザイン

建物と街の境界となるアプローチ。その動線計画やデザインにこだわることで建物の佇まいはより美しく、暮らしは快適になるでしょう。ここでは、アプローチの動線や植栽、照明の計画のポイントを解説するほか、外観の印象を左右するエクステリア製品を紹介します。

Essentials for Joyful Garden “庭時間”を楽しく、快適にするガーデンアイテム

テラスのソファに座って庭を眺め、太陽の下で家族や友人と食事をしたり、植物の生長を愛でながら手入れをするひととき。今回はそんな庭時間を豊かにするアイテムを厳選。アウトドア家具やパラソル、プランターを始め、バーベキューコンロやファイヤーピット、さらに水栓や潅水機、芝刈り機などのメンテナンス製品も紹介します。

Botanical Shop スタイルのある庭をデザイン。豊富な植物を扱うボタニカルショップ

Decorative Table Items

リビングのセンターテーブルは、住み手の個性を表現する場。トレーやボウルをうまく活用し、気に入りの本やオブジェを美しく演出しましょう。季節の花を飾れば、訪れたゲストへのもてなしにも。今回は、三つのテーストのテーブルデコレーションを紹介します。

CLOSE-UP/The Plant Society

“植物のある暮らしの素晴らしさを伝えたい”という思いから、オーストラリア・メルボルンを拠点に活動を行う、The Plant Society。Jason Chongue(ジェイソン・チョング)とNathan Smith(ネイソン・スミス)の二人が2016年に立ち上げたプランツクリエーターチームは'21年、東京への出店を果たし、国内外で植物を通じたコミュニティーづくりに取り組んでいます。

HOME THAT AGE WITH BEAUTY ベルギーの古民家からヒントを得た、日本の風土に根ざす家

「土と木でつくる民家は、世界中の田舎に似合う」とその人は言います。風土に根ざす素材とヒューマンスケールの設計手法を用いた、ベルギーの伝統的な民家に心引かれた菱田昌平さん。同じ考え方で日本の材料と技を使い、自然素材の普遍的な美しさと共に暮らす住まいを完成させました。

CLOSE-UP archibuilders 理想の住まいを実現する新しい仕組み

住まいの計画にはさまざまな専門家が携わっています。その専門家たちが密に連携をとりながら、質の高い建築を適切なコストで実現するための組織として生まれた、アーキビルダーズ。オーナーが求める暮らしをかなえる、新しい住まいづくりの仕組みについて伺いました。