環境を一つひとつ丁寧に読み解き、大自然に呼応するようにつくられたゲストハウス。壮大な海と山に抱かれ、大地の起伏を全身で感じる空間に身を置くと、体が自然に還っていくかのようだ。ここには都会にはない、おおらかでナチュラルな暮らしがあります。
それぞれの土地と相性の良い植物を用いた、持続可能な庭。ランドスケープデザイナー、Paul Smither(ポール・スミザー)は、それを“ナチュラルガーデン”と呼びます。イギリス出身の彼が来日して約30年。植物にとって、人にとって、そして地球にとって健やかな自然の在り方を探る庭づくりを紹介します。
心身を癒やしリラックスさせてくれるバスタイム。気に入りのアイテムでそろえたバスルームは、日々の暮らしをさらに豊かにしてくれます。ここでは、タオルやブラシ、ミラーなど水まわり空間で活躍するアイテムを紹介します。
誰しも一度は、ふと目に入ってきた草木に癒されたという体験があるでしょう。視覚、触覚、嗅覚などの感覚に働きかける植物の存在は、私たちの暮らしをより生き生きと潤いのあるものにしてくれます。さらに、建物やインテリアと合わせて取り入れることでワンランク上の美しい住まいに。今回紹介する9軒の住まいの中では、植物を取り入れた豊かな暮らしが営まれていました。
窓越しに庭の草花を眺めたり、風が吹き抜けるテラスで食事をしたり……。慌ただしい一日のなか、自然を感じるひとときがあれば暮らしの質は格段に上がります。光や風、植物。自然を楽しむ暮らしをかなえましょう。
土間や軒下など、室内外をつなぐ中間領域。日の光や心地良い風が感じられる場所を設計する際は、過ごし方を想定したうえで「どこに」「どのように」取り入れるかが重要なポイントになります。日本の気候や住み手のライフスタイルに合わせた、活用度の高い中間領域の在り方を考えましょう。
庭やテラスで自然を感じながら過ごす時間は、暮らしに潤いをもたらしてくれます。ここでは、ソファやテーブルなどの家具から、タイルや石材といった建材まで、アウトドア空間で活躍するアイテムを幅広くピックアップ。製品を選ぶポイントと併せて紹介します。
そのなかに身を置くだけで癒やしを得られる、緑や海が広がる風景。少し足をのばして庭が素敵なカフェや眺望の良いホテルを訪れれば、心身共にリフレッシュできるはず。ここでは、自然を感じられるデザインのカフェやレストラン、ホテルを紹介します。
現代の日本では、自然が“本来の姿”を失いつつあるのではないでしょうか。そこに向き合い、環境の再生に尽力するのが、ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さん。これまで街や都市の規模で数多くの造園と景観計画に携わってきた田瀬さんの取り組みから、住まいにおける庭づくりのヒントを探ります。
住まいは、育てるもの。建築家の手を離れた“建物”は、住み手の営みによって次第に“住まい”へと変わっていきます。そうした空間は、何にも代え難い、唯一無二の魅力を放つのです。建築家、高橋 堅さんが手掛けた竣工10年目を迎える住まいには、住み手と建築家の見事なコラボレーションがありました。