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【新刊】Where Travel Meets Landscape 土地のもつ魅力に触れるホテルステイ

2026/03/30

日常から離れ、自然が広がる風景や上質な空間から癒やしを得るひととき。ホテルステイは、滞在を通してその?地でしか味わえない体験が得られ、その豊かな時間は日々の暮らしに活力を与えます。ここでは、さまざまな環境にあり、独自の楽しみ方ができる10軒のホテルを紹介。土地の魅力に触れる贅沢な旅を楽しみましょう。

 

 

写真上

UMITO 熱海別邸

歴史ある温泉地、静岡・熱海の海岸沿い、断崖に佇む全5室のホテル「UMITO 熱海別邸」。シェア購入型の別荘として販売開始され、2025年秋に一般客も宿泊できるホテルとしてオープンした。中心地の喧騒から離れ自然に囲まれた環境で、すべての客室は海側に大きな開口部とテラスをもつ。カウンター9席のみの宿泊者専用レストランでは、地元の食材を使ったフランス料理のディナーと和朝食を提供。インテリアは、大正から昭和初期にかけて別荘として建てられ、今も熱海に残る起雲閣にインスピレーションを受け、その要素を現代に合わせてリデザインして取り入れた。土地がもつ風景や文化、歴史を反映させた空間で、海と向き合いながら静かな滞在を楽しめる。

 

 

 

 

ENOWA YUFUIN

2023年6月にオープンした湯布院の山の中腹に立つ「ENOWA YUFUIN」。標高差約40mの険しい地形を生かし、レストラン棟、客室棟、10棟のヴィラを分散させた。客室やスパ(写真下)からは、由布岳や湯布院の街並みを一望できる。自家農園や地元で採れた食材をふんだんに使った食事を提供。エントランスや庭に敷地に埋まっていた石を再利用したほか、既存のサクラやツバキを生かして山に溶け込むランドスケープをデザインしている。

 

 

 

 

ローズウッド宮古島

アメリカの「ローズウッド」が2025年3月、沖縄・宮古島に開業した「ローズウッド宮古島」。全客室から大浦湾を眺められる。オランダのデザイナー、Piet Boonがインテリアを手掛け、仕上げ材には琉球石灰岩を採用。沖縄の伝統療法を取り入れたトリートメントを提供するスパのほか、宮古島に自生するアダンの葉を使ったアダン編み、壺屋焼体験など、滞在を通して宮古島の文化に触れることができる。

 

 

 

 

デュシタニ京都

タイの「デュシット・インターナショナル」が2023年9月に開業した「デュシタニ京都」。京都・西本願寺の門前町にある小学校跡地を活用している。地下1階、ガーデンフロアの枯山水の中庭(写真下)を四つのレストランやバーで囲み、中庭を一度経由する動線によって期待感が高まる演出に。タイ・アユタヤと京都、二つの古都の文化を融合した空間に仕上げている。