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I'm home. no.126 2023 NOVEMBER

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住まいづくりガイド2023
建築家リスト50
旅と暮らし、デザイン
“特別”を演出する、ホテルのベッド&バスルーム設計手法
ショウヤ・グリッグが見せる、美しい暮らしの風景

2023年09月15日発売

¥1,900

NEWS

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ショウヤ・グリッグが見せる、美しい暮らしの風景

雄大な羊蹄山がそびえ立ち、冬は一面銀世界が広がる北海道・ニセコ。花園エリアの山奥に暮らすのが、旅館、坐忘林の創設者の一人として知られるショウヤ・グリッグさん。写真家、アーティスト、クリエーティブディレクターと、多岐にわたる活動を行ってきた彼独自の感性でつくられた住まいと宿泊施設、SHIGUCHI/シグチを訪れました。

[特集]

GUIDE TO IDEAL HOME CREATION 住まいづくりガイド2023

自分の住まいをもつということ。それは暮らしにおける物理的な豊かさだけでなく、心の豊かさにつながる大切な要素といえます。社会情勢が刻々と変わり、住まいづくりを取り巻く状況も変化が大きい今。建築家の考えや、住まいづくり“経験者”であるオーナーのリアルな声を通し、自分の住まいや暮らしについて改めて考えます。


暮らしの背景を読む

「豊かな自然に囲まれて暮らしたい」「気に入りの家具でインテリアをコーディネートしたい」など、住まいの条件や優先事項は住み手によって異なるもの。住まいをつくることは、自分自身や暮らしに向き合う作業といえます。二世帯住宅やアーティストの自邸など、住み手の暮らし方や個性を丁寧に読み解くことで実現した4軒の住宅を紹介します。

最新版 住まいづくりのハウツー

理想の環境に立ち、暮らしに寄り添うオリジナルな住まい。そんな住まいをつくるために決めること、知っておきたいことは多いもの。しかし、その過程も楽しむことができれば、より満足感の高いものになるはずです。十分な知識を身に付けて住まいの計画に臨みましょう。




理想の住まいをかなえるパートナー紹介50

住宅設計は、オーナーと建築家やインテリアデザイナーが二人三脚で行うもの。だからこそ、互いに共感できるパートナーに出会うことが大切です。本誌がこれまで取材してきた建築家やインテリアデザイナー、計50組を紹介。理想の住まいをかなえてくれる相手を見つける手助けになるはずです。




オーナー体験記録

いざ住まいを構えたいと思っても、土地探しや設計の依頼先探しを始め、予算の組み方、要望の伝え方など、具体的にどのように進めれば良いかイメージするのは難しいものです。そこで、建築家をパートナーとして住まいづくりをした2組のオーナーにインタビュー。実際の体験談から、より具体的に住まいづくりの流れや準備すべきことを思い描いてみては。

建築家と工務店、オーナーの三者でつくるパッシブハウス

住まいづくりには多くの人がかかわっています。そのなかでつくり手と住み手が互いに思いを共有することは、より良い住まいを実現するために重要なこと。建築家と工務店とオーナー、三者が連携することでかなえた、高気密・高断熱のパッシブハウスを紹介します。

[FOCUS ON] Ritzwell

Ritzwellは、繊細な手仕事とデザイン性の高さが世界的に評価されている日本の家具ブランド。2022年には東京・表参道に新店舗をオープンしました。'23年のミラノサローネでは、過去最多の新作家具を発表。そのものづくりの裏にある、時の流れと共に愛着が増す家具をつくりたいという、ブランドの思いを聞きました。




[特集]

experience travel for design 旅と暮らし、デザイン

誰かに会うため、何かを見るためなど、旅の目的はさまざま。共通するのは、そこには単なる情報を超えた、“リアル”な体験があるということ。旅を日常の延長としてとらえると、その特別な体験にはたくさんの発見がつまっています。暮らしやデザインを軸に、旅をすることの価値を考えました。

“自分時間”を過ごす、都市のなかの住まい

日々の暮らしを送る住宅は、“非日常”とは相反する存在といえます。しかしその日常のなかに気分が高揚する特別な瞬間があれば、住まいでの時間はより豊かなものになるはず。都市に立つ2軒の住まいを紹介。敷地や周辺環境による制限があるなかで、“自分時間”を過ごすためのヒントを探りました。

旅から学んだデザインのヒント

旅を愛する建築家とランドスケープデザイナーに、印象的な街や建築、ランドスケープまで、旅にまつわる話を聞きました。 現地の空気を感じて体験した記憶に残る旅は、どのようにデザインに影響しているのでしょう。彼らが旅から学んだデザインを紐ひも解き、旅を住まいづくりに生かすエッセンスに触れました。

新関謙一郎/橋内智也




ホテル体験を住空間に活用。“特別”を演出するベッド&バスルームの設計手法

住まいでの過ごし方が多様化するなか、住空間に日常生活の快適性だけでなく上質感や特別感を求める住み手は少なくありません。国内外で数多くのホテルを手掛けるデザイナー、寶田 陵さんにホテル空間の居住性と非日常感を生み出す設計手法について聞き、住まいのデザインのヒントを探りました。




スタイルに合わせて選ぶ、バスルームプロダクト

住まいの中でくつろぎの場となるバスルーム。機能だけでなく、インテリアのテーストに合わせたアイテムを取り入れ、より豊かなひとときをかなえたいもの。今回は水栓やバスタブなどの機器のほか、スツールやポータブルライトといったバスルームで過ごすためのアイテムを、三つのスタイルに分けて紹介します。




クリエーターの“旅アンケート”

同じ場所を訪れても、人によって見るところや感じるものは異なります。ものづくりに携わるプロは一体どのような旅をしているのでしょうか。クリエーターの旅の思い出やこだわりを参考に、プロの視点を真似して、これからの旅を楽しんでみては。

谷尻 誠/永山祐子/寶田 陵/ニコライ・バーグマン




旅と暮らしを彩る、ホテル&レストラン

旅で経験するそこにしかない時間は、心に残り、日常の暮らしに生き続けます。そんな時間に寄り添うホテルやレストランは、時に旅の目的地に、そして出発地になるはず。土地の文化や魅力に向き合い、そこにしかない滞在や飲食を味わえる、6軒のホテル&レストランを紹介します。




アイスランド一周取材旅行記

文・萩原健太郎

[CLOSE-UP] Riva 1920

イタリアの家具ブランド、Riva 1920。無垢材の表情を引き出す職人技と、森林保護に対する真摯な姿勢、そして著名なデザイナーとの協働によるユニークな家具は、世界中から支持を集めています。その創作のルーツを探るため、イタリア・カントゥの工場を訪れました。