Home Style with Working Space 職住近接、住まいのかたち
人の生き方がそれぞれ異なるように、その受け皿となる住まいのかたちもさまざま。今回訪ねたのはレストランや設計事務所、ヘアサロンなど、働く場を備えた4軒の住まい。それぞれの住まいでは、生活と仕事の自分らしいバランスを手に入れた、住み手の生き生きとした姿に出合えました。
世界中の人々の生活環境が変わったこのコロナ禍において、空間をつくり出す建築家やデザイナーはどのようなホームオフィスを望み、また提案していくのでしょうか。国内外6組の建築家・デザイナーが考える、ホームオフィスの“これから”を紹介します。
Piero Lissoni / Vincent Van Duysen / 横堀健一、コマタトモコ(横堀建築設計事務所) / 山田悦子(アトリエエツコ 一級建築士事務所) / 小林 恭、小林マナ(ima) / 西田 司(オンデザインパートナーズ)
自宅で仕事をするには、どのような家具を使えば良いのでしょうか。使う人の体格や作業に合いつつ、インテリアの一部としても空間になじむものをセレクトしたいもの。ここでは、ホームオフィスに活用できるデスクやイス、収納など全42点を紹介します。
映画に出てくる空間で暮らしてみたいと思ったことはないでしょうか。登場人物の個性を映し出した空間は、インテリアデザインの観点から参考になるものが多くあります。ここでは働く場に着目し、5本の映画をセレクト。さらに、今回は映画監督や建築家、インテリアスタイリストにもお勧めの映画を聞きました。ストーリーを楽しみつつ、デザインの感性も磨きませんか?
仕事や勉強、趣味の作業に欠かせないデスクスペース。今回は、デスクまわりをすっきりと整える収納小物を中心に、ステーショナリーやデスクランプといったアイテムを紹介します。
第二の住まいとして、暮らしにメリハリを与えるセカンドハウス。休暇を過ごすほか、テレワークが一般化しつつある現在は日常生活を送る人が増え、その在り方は変化しています。ここでは、ライフスタイルが異なるオーナーがもつ、3軒のセカンドハウスを紹介。多拠点による自由な暮らし方、空間の楽しみ方に注目します。
シンプルながらも凛とした佇まい。陶芸家・船串篤司さんがつくり出す器は、料理を盛られて初めて完成する、額縁のような奥ゆかしさを備えています。過多な装飾や色彩に頼らず、均整のとれたフォルムと奥深い素材感、そしてモノトーンの色により、日用品に美しさが映し出されているのです。
年月と共に変化する、建物と暮らし。その変化に柔軟に対応するべく、奈良・法隆寺にも用いられた伝統構法を採用するほか、住まいの一部を民泊としても機能するよう計画したのが、この戸井田邸です。海と山に囲まれた豊かな環境に寄り添いながら長く住み続けられる住まいこそ、サステイナブルな住宅と呼べるでしょう。
ファッションからインテリアまで手掛けるブランド、suzusanは、ドイツ・デュッセルドルフを拠点に、有松鳴海絞りの技法を駆使して絞り染めを世界に広める存在。絞りに合う厳選した素材を用い、日本の伝統技術にモードの風を吹き込んで、手仕事の魅力を現代によみがえらせました。
日々の疲れを癒し、顔や体を清潔に保つ水まわり空間。毎日使う場所だからこそ、美しさと共にストレスなく使用できる空間構成が求められます。家族構成やライフスタイルに合わせて計画した3軒の住まいを参考に、デザインと機能を高める方法を考えます。さらに、全57点の水まわり製品を、選ぶ際のポイントと共に掲載します。