南国の光を受けてきらめく海とプールの、ゆったりとした水の揺らぎが共演するアジアンヴィラ。ダイナミックな空間構成とモダンなインテリアが、刻々と表情を変える目前の美しい風景をいっそう引き立て、心休まるひとときを演出してくれます。タイ・プーケット島に誕生した安らぎのリゾートを訪れ、その建築の魅力に迫ります。
天然木の美しい色合いや質感を生かし、長年培った技巧を凝らして装飾的なアイテムをつくり出す木工作家、市川岳人さん。花器や飾台、高杯、リングスタンドなど、そのどれもが“飾る楽しさ”を教えてくれます。上質な素材と高度な技術、そして彼の審美眼が融合するものづくりを紐解きます。
大開口から美しい景色を取り込んだり、中庭や吹き抜けを設けて開放感を生み出す……。たとえ小さな敷地でも、設計に趣向を凝らすことで真にくつろげる空間を実現できます。ここでは4軒の住宅実例を紹介するほか、敷地と建物の予算配分や敷地選び、空間設計などコンパクトな住まいづくりの手法を解説。さらに、設計アイデアも掲載します。
生活スタイルや家族の在り方が多様になり、求められる住まいのかたちも変化している現在。キッチンや水まわりのように必要不可欠な機能のほか、条件が許せば、住み手が好きなことに思う存分浸れる“趣味空間”を暮らしに取り入れたいという人が増えています。ここでは、家族が趣味を楽しむためのプランを実現した、住宅実例3軒を紹介。
料理道具、仕事道具、掃除道具、遊び道具……。私たちの日々はたくさんの道具に支えられています。暮らしをかたちづくるものだからこそ、美しさと機能性を併せもった、長く愛用できるものを選びたいもの。今回は、人と道具のさまざまな付き合い方を紹介。改めて身近なものに目を向ける、そんな時間が今の私たちには必要なのではないでしょうか。
no.104で掲載した織田憲嗣さん。研究のために1,300脚以上のイス、数万点の日用品、資料を所有しています。今回は、道具の善し悪し、織田さんの考える良いものとは何かを綴っていただきました。
建築家やデザイナー、料理研究家、本やショップのディレクター。ものを生み出したり、選び出すことを生業とする人が愛する道具とは、どのようなものでしょうか。ここでは、そんな彼らの愛用品を、道具を選ぶ基準についてのコメントと共に紹介。ものに向き合う9人の視点を通し、暮らしにおける道具の役割について改めて考えます。
ロングライフデザインをテーマにD&DEPARTMENTを創設したディレクターのナガオカケンメイさん。物販、飲食、出版、観光などを通して、日本各地の息の長い、その土地らしいデザインを見直し、紹介しています。今回は、ナガオカさんに道具について綴っていただきました。
家族やゲストを迎えるエントランス。住まいの中で最初に目にする場所だからこそ、美しい空間に整えたいもの。ここでは、機能性とデザイン性に優れたアイテムを、コーディネートと併せて紹介します。
近年、住宅設計にデジタルツールを積極的に取り入れ、新しい発想を得たり、より緻密な設計を行おうとする動きがあります。デジタルツールはどのように住宅設計を変えるのか、施主にはどのようなメリットがあるのか。新しい技術を取り入れた住宅設計の現状と、その可能性を探求。今回は“見えるデザイン”について焦点を当てます。