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From Editor/職住一体の暮らし

2018/03/11

職住一体の住まいは、昔ながらの分離型だけでなく、最近では混在型もあり、人々の暮らしの変化と共に住まいの在り方も多様になりつつあります。たと えば、朝はゆったりとコーヒーを飲みながらリビングに隣接したワークスペースでパソコンに向かい、夕方は子どもを迎えに行きがてら買い物を済ませる。もち ろん夕食は家族と一緒。通勤で満員電車に乗る必要も、職場に近い場所に住む必要もなく、波の音を聞きながら仕事ができるとしたらどうでしょうか。住む場所 の選択肢は広がり、景色の良い広い土地に平屋を建て、趣味のスペースももてるかもしれません。一見、夢のようにも思えますが、このように仕事もプライベー トも充実した日々を送る人々はいるのです。

そんな理想の暮らしを実現するために大切なのは住まいづくり。以前取材した夫婦共にIT業界で働く住まいは、キッチンのすぐ横にワークスペースが設 けられた職住混在型のプランでした。小さな子どもがいる妻は、仕事の合間に家事ができるのは効率的だと話し、今はどこに住んでいてもあらゆるものがイン ターネットから手に入るとも。急速に変わりつつある私たちを取り巻く社会環境が、新しい暮らし方を後押ししているのは確か。今回取材したカメラマンの住ま い(写真24頁)も職住混在型。打ち合わせスペースはダイニングにもなり、スタジオはリビングとしても使うのだとか。
職と住の分け方とつなぎ方をどのようにするかは人によって望みが違いますが、住まいは自分の考え方や生き方を表す場所。家族や仕事を含む暮らし方を大きく 変える力があります。住まいづくりは、どう生きるかを改めて考える良い機会。これからつくる住まいが終の棲家になるのだとしたら、あなたのライフプランは どのようなものでしょうか。

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