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【新刊】From Editor/暮らしに潤いをもたらす美しい植物

2018/09/03

涼しげなレースのカーテンの向こうに見える青々とした木々やコンソールに置かれた植物。室内外において、有機的なフォルムの木々や植物は私たちの暮らしに潤いをもたらします。なかには、メディカルティーツリーのようにさらさらと風にそよぐ姿や葉の音と共に、さわやかな香りがあるものも。もちろん、ベリーやハーブなど食べられる植物もあるので、季節を感じつつ、五感を楽しませてくれます。
二つと同じもののない美しいフォルムの植物は、住まいのインテリアの一部としても欠かせない存在ですが、家具とは異なり生命があるため生育する環境が大切。植物は光や風通しのほか温度、湿度も考える必要があり、環境によってそのフォルムも変化していきます。植物を室内外のどちらで楽しむかは、住み手のライフスタイルや住まいの環境によるでしょう。不在がちなら、室内では比較的育てるのが容易な多肉植物がお薦めです。我が家では窓辺に数個の多肉植物を置いていますが、室内からテラスの木々を眺めるのを基本としています。テラスに灌水器を設置しておけば、意外と手間がかからないからです。とはいえ、夏になると台風で鉢が倒れたり、害虫が発生したりすることも。いずれにしても、自然と共生している故に、室内外の植物共に日々さまざまなことが起こります。それでも木々や植物に囲まれて暮らしたいと思うのは、眺めているだけで穏やかな気持ちになれるからでしょうか。テラスで採れるブラックベリーやミント、バジルなどは食卓に彩りを添えてくれ、もう少し涼しくなったらテラスで食事もできるでしょう。贅沢な望みですが、木々の向こうがビルではなく、コバルトブルーの海だったらといつも思います、笑。


Elisa SUMITA, Editorial Director