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【新刊】From Editor/自らの暮らしに向き合う

2020/05/15

今年に入って私たちの暮らしはこれまでと一変し、“巣ごもり生活”を余儀なくされています。それが後どのくらい続くのか、先が見えない不安を感じますが、自らの暮らしと向き合い、改めて考える機会にしたいと思います。
スポーツジムやカフェ、レストランに行くことができないせいか、犬の散歩の際には健康のために散歩したり、ジョギングしている人とすれ違う機会が増え、友人は筋トレのためにダンベルを購入したと動画を送ってくれました。個人的には、料理のレパートリーを増やすまではいきませんが、ドレッシングやソースの味付けを工夫しています。また巷では売れる商品にも変化があるようで、長期保存用の冷凍庫、手づくりマスクのためのミシン、子どもの散髪のためのバリカンからトレーニング用のフィットネスグッズなどなど。これまでに必要なかったさまざまなことを自分自身でしなければなりませんが、住まいで過ごす時間が増えた分、少しでも楽しくする工夫をしたいものです。
桜の季節が過ぎて少しずつ暖かくなってきたので、天気の良い日はテラスで空を眺めながら食事するように。同じマンションに住む友人は、ソーシャル・ディスタンスを保つべく、隣人とテラス越しにランチを楽しんでいるとか。対面せずに緑を眺めながら会話する、これからのコミュニケーション方法の一つになるかもしれません。
本誌では、これまでも「職住一体の住まい」を特集してきましたが、今後はさらに増えていくと考えています。もちろんテレワークではできない仕事もありますが、何ができるのか、どのようにすればできるのかを考える機会を得ました。公私をどのように分けるのか、特に女性の場合はワークスペースとキッチンの関係をどのようにプランするのかなど、その経験がこれからの住まいづくりに影響していくでしょう。

読者の皆さまが健康に過ごされることを、スタッフ一同、心より願っています。

Elisa SUMITA, Editorial Director