“high end design and lifestyle” をテーマに、2000年1月より スタートした『I'm home.』。
文字どおり、自分のライフスタイルにこだわりを持つ、
“上質”や“本物”志向のハイエンドな読者がターゲットです。

使い古された観のある“Life Style”という言葉ですが、本来は衣、食、住すべてにおいて、
一貫した自分のスタイルがあってこそ、初めてライフスタイルといえます。
しかしながら、今の多くの日本人は、自分らしいスタイルを持ちつつある「衣」「食」に比べ、
「住」はかなり遅れをとっているように思えます。
真の意味での“豊かさ”とは、自分たちが実現したいライフスタイルのために、
“無駄”や“不便”さえも楽しめる余裕を持ち得るかどうかにあるのです。
便利で安楽なことばかりを望む今の私たちの暮らしに、その“豊かさ”は存在しているのでしょうか。
スクラップ&ビルドを繰り返すことで経済成長を遂げてきた日本の社会ですが、
私たちは古き良きものを残し伝えながら、新しいものを取り入れ、
住まいにおける“心地良さ”とは何かを提案していきます。

『I'm home.』は、ホームデザインを中心に、キッチンやバスルームから建築の構造、
マテリアルを始めとする部位別の考え方、さらに家具や小物などインテリアのトータルコーディネートまで、
私たちの暮らしにかかわるテーマを幅広く取り上げています。
また、アーキテクトやインテリアおよびプロダクトデザイナーのインタビューはもちろん、
ホテルやショップ、料理からファッション、音楽など、
国内外のあらゆる情報の中からセレクトした企画を掲載します。
そして、ハイエンドな一般読者だけでなく、インテリアデザイナーやコーディネーターなど、
プロユースとして活用できるのも『I'm home.』の特徴です。
2007年1月より隔月刊になり、読者の方々に“high end design and lifestyle”を、
より身近な存在としてお届けします。